マルチメーターは、電気の基本要素を計測するための装置です。一台で複数の電気要素を計測できるため、多数の意味を持つ「マルチ」という言葉が使われています。回路計とも呼ばれています。
マルチメーターは非常に汎用性が高く、電子、電気、建設、自動車など多くの分野で使用されています。
マルチメーターは、もともとアナログ式で、目盛り上の針の動きで計測していました。現在ではデジタルマルチメーターが主流となっています。
マルチメーターには、基本的に電圧計、電流計、オーム計の機能が備わっています。また、その他の電気測定、温度測定、サーモグラフィ用の機能を備えたものもあります。
一般的にマルチメーターの選択は、測定機能、携帯性(ベンチトップ型または携帯型)、技術的特性(精度、安全規格など)に基づいて行います。