安全靴を履くことで、快適で安全に作業ができます。
現在多くの企業が作業中の事故防止に努めているため、企業は安全靴の導入をさらに強化しなければならない状況にあります!
この購入ガイドは安全靴の選択に役立つことを目的としています。仕事環境と職務に応じた安全靴の選択基準を以下よりご覧ください。
安全靴を履くことで、快適で安全に作業ができます。
現在多くの企業が作業中の事故防止に努めているため、企業は安全靴の導入をさらに強化しなければならない状況にあります!
この購入ガイドは安全靴の選択に役立つことを目的としています。仕事環境と職務に応じた安全靴の選択基準を以下よりご覧ください。
安全靴の選択には、安全面以外でいくつかの基準を満たす必要があります。例えば保護等級や保護補助具の準備、またデザインや形、素材による履きやすさなども視野に入れるべきです。 ヨ-ロッパで働いている場合、安全靴にCEマ-クが入っているかどうかを確認しましょう。また作業内容に適する基準をクリアしているかも確認しましょう。欧州規格 EN ISO 20345:2011は、安全靴に必要な保護に関する様々な基準を定めています。注意すべき点は「安全靴」と「保護靴」また「作業用靴」は同じでないということです。靴を選択する際に次の先芯の違いに気をつけましょう :
主な選択基準 :
職場で起こる事故のおおよそ7%は足の怪我です。安全靴は雇用者から提供され、維持、交換されるべきです。
怪我のリスクがある現場で仕事をする場合や作業をする際に、安全靴を履くことは義務となっています。もし雇用者が適した安全靴を労働者に与えない場合、労働監督部は雇用者を罰する権利があります。
安全靴の役目は労働者の足を保護することですが、ESDの靴は電子部品の静電保護もできます。
ご自分の国の労働法を御覧ください。事故や危険が伴う場所で安全靴を履くことは一般的に法律で強いられています。
安全靴の選択は快適さ、デザインまた価格を踏まえた保護レベルによって変化します。
欧州規格EN ISO 20345に合格する全ての靴は200Jの力に耐えられる耐粉砕性の先芯がついてます。滑りやすく油っこい産業系の床では、最低でも安全靴は耐滑性でなくてはなりません。また炭化水素にも対応できる靴底であることも重要です。場合によっては靴底が耐貫通性であること、特に機械を取り扱うアトリエでは静電防止性であり、静電に敏感な溶接作業場では耐火性であるかを調べなければならない可能性もあります。安全靴はこちらのリンク からご覧頂けるように、靴の寿命を伸ばすために耐摩耗性でなくてはなりません。
保護のタイプを決めた後、できるだけ快適な靴を選ぶために一番大切な基準は靴底の高さです。次に革製か布製、また防水性のポリマ-製の靴かを選びます。靴の素材によって靴の重さが決まり、素材が軽いほど足に快適です。靴の快適さにとって重要なポイントは、先芯の保護に使用されている素材のタイプです。
一般的な安全靴は「大きめ」に作られていますが、普段の足のサイズより小さいものを選ばない方がいいでしょう。より履き心地が良くなるよう、製造者が分厚い靴下を履いても靴が履けるように作っているからです。
一般的な安全靴のタイプ :
安全靴はEN ISO 20345の基準に合格していなければなりません :
EN ISO 20345 規格は文字によって表示されている特別なタイプの保護に該当する様々なクラスによって変化します:
欧州規格 EN ISO 20345に分類されている安全靴 :
EN ISO 20345規格クラス | A | Fo | E | P | Wru | Wr |
SB | ||||||
SBP | X | |||||
S1 | X | X | X | |||
S1P | X | X | X | X | ||
S2 | X | X | X | X | ||
S3 | X | X | X | X | X | |
S4 (S2 + ポリマー材料) | X | X | X | X | X | |
S5 (S3 + ポリマー材料) | X | X | X | X | X | X |
次の保護項目は上記の保護項目には入りませんが、 EN ISO 20345によって定められています:
重量物の落下リスクがない場合、同じレベルの保護ができ(つま先の怪我を除く)、履き心地がさらによく安全靴より安い保護靴をおすすめします。
欧州規格 EN ISO 20347によって指定されている保護靴 :
保護靴(EN ISO 20347) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 対応する保護 |
安全ブ-ツ | X | X | ||||
クローズドバック
|
X | X | X | X | X | |
炭化水素耐性靴底 | X | X | X | X | X | Fo |
静電防止 | X | X | X | X | X | A |
衝撃とエネルギ-吸収匕-ル | X | X | X | X | X | E |
靴の上部が防水性 | X | X | Wru | |||
アイゼン付き耐穿孔靴底 | X | X | P | |||
100 kW以下の耐電性 | C |
先芯が100Jに耐えることができればEN ISO 20346にも適応する保護靴です。
安全靴は足に怪我を負うリスクのある全ての作業場で履くべきです。仕事環境に応じた靴のタイプを決めましょう:
同じ保護の分野で安全靴の価格は製造業者によって使用された素材によって変化します。一般的に最安価の安全靴は保護規格をクリアする保護のみが備わっており、値段が高いほど快適さとデザインによりこだわった靴を見つけることができます。
靴のタイプ | 追加の保護 | 税金を含む最低価格 |
EN ISO 20345 S1 | 30€ | |
EN ISO 20345 S1 | ESD | 60€ |
EN ISO 20345 S1 | Hro | 80€ |
EN ISO 20345 S1P | 30€ | |
EN ISO 20345 S1P | ESD | 50€ |
EN ISO 20345 S1P | Hro | 70€ |
EN ISO 20345 S1P | SRC ESD | 70€ |
EN ISO 20345 S2 | 30€ | |
EN ISO 20345 S2 | ESD | 60€ |
EN ISO 20345 S3 | 20€ | |
EN ISO 20345 S3 | Hi | 25€ |
EN ISO 20345 S3 | ESD | 50€ |
EN ISO 20345 S4 | 30€ | |
EN ISO 20345 S5 | 15€ |